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【Office 2016】フラグを設定するには [office2016]

【Office 2016】フラグを設定するには

選択したアイテムを後で確認するためのフラグを設定するには、[ホーム]タブの[タグ]グループの[フラグの設定]をクリックするか、アイテムを選択したときに表示されるフラグのアイコンをクリックします。ただし、アカウントの種類によって、設定できるフラグが異なります。

はじめに

アカウントの種類によって、設定できるフラグが異なります。Outlook.comやMicrosoft Exchangeに接続されたアカウントの場合、ToDoアイテムのフラグを設定できますが、POPやIMAPアカウントの場合は単なるフラグを付けることしかできません。

今日

開始日および期限が本日のタスクとして、このアイテムにフラグを設定します。

明日

開始日および期限が明日のタスクとして、このアイテムにフラグを設定します。

今週

2日以内に開始し、期限が今週中のタスクとして、このアイテムにフラグを設定します。

来週

来週のタスクとして、このアイテムにフラグを設定します。

日付なし

開始日および期限が設定されていないタスクとして、このアイテムにフラグを設定します。

ユーザー設定 (Ctrl+Shift+G)

ユーザ設定の開始日と期限およびアラームが設定されているタスクとして、このアイテムにフラグを設定します。

アラームの追加

アイテムにアラームを追加します。

進捗状況を完了する

このタスクの処理が終了した後に、完了とマークします。完了とマークされたアイテムは、ToDoバーには表示されません。

なお、Outlook.com アカウントでの既定のクイッククリックの設定は[今日]になっているので、アイテム一覧からフラグを設定すると今日が期限のフラグが設定されます。フラグの期限の一覧の[クイッククリックの設定]を選択することで、以下の設定ウィンドウが表示されます。

"【Office 2016】-2021-6-19 384-1"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-19 384-1.jpg
日付なしのフラグを設定する

フラグを設定したいアイテムを選択し、[ホーム]タブの[タグ]グループの[フラグの設定]をクリックします。

"【Office 2016】-2021-6-19 384-2"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-19 384-2.jpg
[日付なし]を選択します。

"【Office 2016】-2021-6-19 384-3"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-19 384-3.jpg
アイテムにフラグが設定されました。【Office 2016】

"【Office 2016】-2021-6-19 384-4"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-19 384-4.jpg
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【Office 2016】法人用 Office 365:独自ドメインを追加する [office2016]

【Office 2016】法人用 Office 365:独自ドメインを追加する

法人用 Office 365 では、法人用のアカウントが作れます。ドメインも自動的に出来上がります。ドメインというのは、Web ページやメールアドレスの「苗字」のようなものです。URL の「http://www.○○○○○○○○.○○○」とか、メールアドレスの「account@○○○○○○○○.○○○」の「○○○○○○○○.○○○」の部分です。

法人用 Office 365 を契約した際には、「@○○○○○○○.onmicrosoft.com」というドメインでアカウントが出来上がります。○○○○○○○ の部分は、自由につけられますが、「onmicrosoft.com」の部分は変えられないので、非常に覚えづらく、間違えやすいです。企業としては、誰でも覚えやすく、親しみを持ってもらえるような独自のドメインにする必要があります。

そこで、独自のドメインを取得し、法人用 Office 365 に追加してみましょう。

ドメイン取得サイトは、いろいろあります。既に、法人用 Office 365 で契約済みの場合は、GoDaddy を使うとスムーズです。

今回は、Microsoft Office 365 Enterprise E5 で作業してみました。次のようにします。

Office 365 に管理者用アカウントでサインインします。

Office 365 Admin center が開くので、左側にあるメニューから「セットアップ」-「ドメイン」を選択

右側に表示される「+ドメインの購入」ボタンを押します。

2.Office 365 Admin center 「セットアップ」-「ドメイン」

"【Office 2016】-2021-6-8 197-1"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 197-1.jpg
※既にドメインを持っている場合は、「+ドメインの追加」を押します。ドメインの確認を求められるので、ドメインを取得した際に契約したところで、 DNS 設定を確認しレコードを追加登録します。

「ドメインを購入して自動的に設定することができます」のページが開きます。取得したいドメインが利用可能かどうか入力欄で確認します。

ドメインを購入して自動的に設定することができます

※後ろにつける「.com」とか「.jp」とかも含めて入力して検索します。この後ろの部分によって、値段が変わりますので、いろいろ確認して検討します。【Office 2016】

"【Office 2016】-2021-6-8 197-2"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 197-2.jpg
取得可能なことがわかったら、契約して購入します。

なお、GoDaddy で新規アカウントを作った際、メールでの本人確認が行われます。送られてきたメール本文をよく確認して、必要箇所をクリックしてアクセスすると本人確認が完了します。

ドメインが取得できると、Office 365 の「セットアップ」-「ドメイン」で新ドメインで「セットアップが進行中です」と表示されのセットアップが始まります。新ドメインで Office 365 のサービスをスムーズに受けられるようにするには、DNS レコードが必要です。新ドメインを選択します。

上部にある「DNS の管理」ボタンを押します。

「DNS 設定の更新」が開くので、「DNS レコードを追加してもらう(推奨)」を選択して「次へ」ボタンを押します。

※GoDaddy へのサインインを求められたら、サインインします。

「DNS 設定の更新」が正しく完了したら、「保存して閉じる」を押します。

少々時間がかかりますが(半日以上)、新ドメインで「セットアップ完了」と表示されたら、完了です。新ドメインが「(規定)」になっているのを確認します。

※「セットアップが進行中です」のままで「セットアップ完了」になかなかならない場合は、選択して開き、「セットアップを続け...」ボタンを押して指示に従います。

「セットアップ」-「ドメイン」 で新ドメインのセットアップ完了

"【Office 2016】-2021-6-8 197-3"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 197-3.jpg
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【Office 2016】Office Premium の「Office 365 サービス」と Office 365 Solo の違い [office2016]

【Office 2016】Office Premium の「Office 365 サービス」と Office 365 Solo の違い

Office Premium の「Office 365 サービス」と Office 365 Solo には、Word や Excel といったOffice 製品の利用以外に、次のサービスが利用可能です。

1 TB の OneDrive オンライン ストレージ

Skype から固定電話や携帯電話への通話が毎月 60 分間無料

Microsoft のサポート担当者による 1 対 1 のサポート

2 台のタブレット (iPad、Android、Windows)、2 台のスマートフォンで、Office Mobile アプリのすべての機能が利用可能
ところが、1つ、Office 365 Solo にはありますが、Office Premium の「Office 365 サービス」にはないサービスがあるのに気がつきました。

それが、これ!

Outlook.com の高度なセキュリティ、広告なし、50 GB のメールボックス (1 ユーザー)

Office Premium の「Office 365 サービス」で使っている Microsoft アカウントで Outlook.com へアクセスすると、右端に広告が表示されます。しかし、Office 365 Solo の Microsoft アカウントで Outlook.com へアクセスしても広告が表示されません。【Office 2016】

メールボックスの容量を確認してみたところ、Office Premium の Microsoft アカウントでは、Outlook.com の無料版と同じ「15GB」でした。

Office Premium の Microsoft アカウントでの Outlook.com のストレージ容量

"【Office 2016】-2021-6-8 196-1"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 196-1.jpg
これが、Office 365 Solo の Microsoft アカウントでは、「プレミアム」という項目があり、容量が「50GB」まで利用可能。

Office 365 Soloの Microsoft アカウントでの Outlook.com のストレージ容量

"【Office 2016】-2021-6-8 196-2"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 196-2.jpg
このほか、Office 365 Solo の Outlook.com では、高度なセキュリティもついています。

Office 365 Soloの Microsoft アカウントでの Outlook.com のセキュリティ

"【Office 2016】-2021-6-8 196-3"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 196-3.jpg
「1 TB の OneDrive オンライン ストレージ」の方ばかり注目していましたが、Outlook.com につく特典も考慮すると、Office 365 Solo の方がいいですねぇ。
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【Office 2016】Word や Excel などの「スプラッシュ スクリーン」が「Microsoft 365」に! [office2016]

【Office 2016】Word や Excel などの「スプラッシュ スクリーン」が「Microsoft 365」に!

Office Premium や Office 365 Solo の Word や Excel が起動する前に表示される画面「スプラッシュ スクリーン」。以前は、「Office 365」と表示されていました。

「Office 365」と表記される「スプラッシュ スクリーン」【Office 2016】

2020年4月22日から Office 365 は、Microsoft 365 と新しい名称に変わりました。【Office 2016】

Office 365 Solo は2020年4月22日から Microsoft 365 Personal に名称変更【Office 2016】

それに伴い、Office 365 だった製品の「スプラッシュ スクリーン」も 「Microsoft 365」と表示されるようになりました。

「Microsoft 365」 と表記される「スプラッシュ スクリーン」

注意!

日本語の環境で Excel でマクロを使っている場合、スプラッシュ スクリーンに「Microsoft 365」と表示されるようになると不具合が発生します。

参考:

(原因判明/修正Upd準備中) 4月の更新プログラムでマクロ付きエクセルファイルが読めなくなる不具合への復旧方法の紹介 - マイクロソフト コミュニティ

2020 年 4 月の更新適用後、日本語を含む外部参照を行う VBA が読み込まれない問題

Excel でマクロを使っているファイルがある場合は、バージョン 2003 のままになるようしばらく更新を無効にしておいてください。

"【Office 2016】-2021-6-7 156-1"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 156-1.jpg
「アカウント」画面の「更新オプション」ボタンを押したところ

さて、「スプラッシュ スクリーン」に 「Microsoft 365」と表示され、起動後には、「Office 365 は Microsoft 365 になりました」という画面もポッポアップされました。

Office 365 は Microsoft 365 になりました

"【Office 2016】-2021-6-7 156-2"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 156-2.jpg
「アカウント」の画面を確認すると、2020年5月3日現在、バージョン 2004 ビルド 12730.20236 でした。

バージョン情報 バージョン 2004 ビルド 12730.20236

"【Office 2016】-2021-6-7 156-3"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 156-3.jpg
Office 365 Solo は、Microsoft 365 Personal になりましたので、「サブスクリプション製品」として「Microsoft 365」と表示されています。

Office 365 Solo だった場合

"【Office 2016】-2021-6-7 156-4"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 156-4.jpg
ただし、Office Premium は、スプラッシュ スクリーンが変わっただけでした。ライセンス認証された製品」として「Microsoft Office ○○○○○○ Premium」と表示されていました。

Office Home and Business Premium

"【Office 2016】-2021-6-7 156-5"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 156-5.jpg
なお、法人用 Office 製品も Office 365 ProPlus の場合、サブスクリプション製品として「大企業向け Microsoft 365」と表示されるのを確認しました。

Office 365 ProPlus だった製品

"【Office 2016】-2021-6-7 156-6"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 156-6.jpg
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【Office 2016】Office 365 の「チーム サイト」に保存されたドキュメントの操作 [office2016]

【Office 2016】Office 365 の「チーム サイト」に保存されたドキュメントの操作

Office 365 の「チーム サイト」に保存されたドキュメントの操作

「チーム サイト」に保存されたドキュメントを閲覧したい場合は、ファイル名をクリックします。

Office 365 の「チーム サイト」の「ドキュメント」

"【Office 2016】-2021-6-7 153-1"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 153-1.jpg
Office Web App のプレビューページに移動することでしょう。

Microsoft Word Web App のプレビューページ

"【Office 2016】-2021-6-7 153-2"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 153-2.jpg
上部に「ファイル」と言ったコマンドが配置されていますので、このページから「印刷」したり、編集ページへ移行したりすることも可能。

"【Office 2016】-2021-6-7 153-3"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 153-3.jpg
「チーム サイト」の共有ドキュメントに保存されているファイルを直接編集したい場合は、ファイル名の右にある ▼ ボタンをクリックします。

ファイル名の右にある ▼ ボタン

"【Office 2016】-2021-6-7 153-4"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 153-4.jpg
メニューが表示されますので、「ブラウザーで編集」するのか、自分のパソコンに搭載されている「Microsoft Office 製品」で編集するのか選べます。

"【Office 2016】-2021-6-7 153-5"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-7 153-5.jpg
※「チェックアウト」の下に項目があるのですが、見えません。見えないのは「通知」コマンド。修正をお願いせねば。【Office 2016】

なお、Office 365 Beta の Office Web Apps の「Microsoft Wordで編集」や「Microsoft Excelで編集」を使いたい場合、これは、パソコンにインストールされている Microsoft Office アプリケーションで編集するという方法なのですが、Microsoft Office 2007 以降のアプリケーションでならば利用できます。しかし、Office 2003 以前のアプリケーションでは利用できませんので、ご留意ください。【Office 2016】
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【Office 2016】Windows 10に違う Microsoft アカウントでサインインしたがOffice Premiumの再インストールがしたい [office2016]

【Office 2016】Windows 10に違う Microsoft アカウントでサインインしたがOffice Premiumの再インストールがしたい

Windows 10 の Office Premium 搭載機を購入しました。PCが不具合を起こしたので、初期状態に戻して再度セットアップしました。その際に、うっかり最初と違う Microsoft アカウントでセットアップしてしまいました。Office Premiumを再インストールしようと マイアカウント にサインインしてみたのですが、「Office 製品に関連付けられていないアカウントでサインインしています。」と表示され、再インストールできません。こんな場合、どうするといいのでしょう。

Office Premiumは、付属していたPCでしか利用できません。そして、初回セットアップした Microsoft アカウントに紐づけられます。

紐づけされていない Microsoft アカウントでOfficeの マイアカウント にサインインすると「個人用 Office アカウント」のページが開きます。しかし、「Office 製品」と書いてあり、「Office 2016、Office 2013、Office 365 のインストールや再インストール、または Office 365 サブスクリプションを管理する場所には問題ありませんが、Office 製品に関連付けられていないアカウントでサインインしています。サポートにお問い合わせください。」となっていて、Office Premiumを再インストールできません。

"【Office 2016】-2021-6-2 66-1"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-2 66-1.jpg
Office 2016、Office 2013、Office 365 のインストールや再インストール、または Office 365 サブスクリプションを管理する場所には問題ありませんが、Office 製品に関連付けられていないアカウントでサインインしています。サポートにお問い合わせください。

Office Premium にいったん紐づけた Microsoft アカウントは、後から変更することができません。しかし、Windows 10にサインイン中のMicrosoft アカウントがOffice Premium に紐づけた Microsoft アカウントと違う場合でも、両方ともご自身のアカウントであるのならば、Office 製品の再インストールは可能です。次のようにします。

マイアカウント の「別の Microsoft アカウントでサインインします」をクリック

"【Office 2016】-2021-6-2 66-2"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-2 66-2.jpg
Microsoft アカウントでのサインインを求められますので、初回のセットアップに使った Microsoft アカウントを入力して、「次へ」を押します。

"【Office 2016】-2021-6-2 66-3"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-2 66-3.jpg
パスワードを入力して「サインイン」ボタンを押します。

Office Premiumの初回セットアップで作成された「個人用 Office アカウント」のページが開きます。「Office Premium」タブを選択して「再インストール」ボタンを押します。

"【Office 2016】-2021-6-2 66-4"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-2 66-4.jpg
これで、Office Premium の再インストール作業が進みます。

【Office 2016】

さて、こうやって再インストールした Office 製品は、「ファイル」の「アカウント」を開くと、「ユーザー情報」と「所属先」が違う Microsoft アカウントになっています。しかし、正常に使えます。

"【Office 2016】-2021-6-2 66-5"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-2 66-5.jpg
なお、「ユーザー情報」がWindows 10にサインイン中の Microsoft アカウントで、「所属先」がOffice Premiumを初回セットアップした際の Microsoft アカウントです。

違う Microsoft アカウントだと使えないのは、Office 365 サービスの部分ですが、次のようにすると利用可能です。

1 TB 追加容量 OneDrive

ブラウザを InPrivate ブラウズで起動して、OneDrive.com に初回セットアップした Microsoft アカウントでサインイン

WordやExcelなど Office 製品を起動し、「ファイル」の「アカウント」で「接続済みサービス」の「サービスの追加」ボタンを押して「ストレージ」-「OneDrive」を選択し、初回セットアップした Microsoft アカウントでサインイン

2 台のタブレット端末への Office アプリのインストール

初回起動時に初回セットアップした Microsoft アカウントでサインイン

毎月 60 分の Skype 世界通話プラン

デスクトップ版 Skype を起動して、 初回セットアップした Microsoft アカウントでサインイン

Office テクニカルサポート (Answer Desk サポート エキスパートによる 1 対 1 のサポート)

ブラウザを InPrivate ブラウズで起動して、マイアカウント に初回セットアップした Microsoft アカウントでサインインしてサポートを受ける

※InPrivate ブラウズでの起動は、Microsoft Edge の場合、「・・・(詳細)」-「新しい InPrivate ウィンドウ」を選択する。
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【Office 2016】法人用 Office 365の Word や Excel などが最新になりません [office2016]

【Office 2016】法人用 Office 365の Word や Excel などが最新になりません

法人用 Office 365で、Office 365 ProPlus を使っています。Word や Excelは、2016です。「サブスクリプションタイプであれば、最新バージョンにすると新機能が使える」とのこと。しかし、私の環境では、「最新バージョンの Office がコンピューターにインストールされています。」と表示されるのに、新機能が使えるバージョンになりません。これは、どうなっているのでしょう?

この件は、2016年5月に 法人用 Office 365のデスクトップアプリが最新になりません で紹介しました。しかし、あれから、いろいろ変更がありましたので、改めて紹介します。

Office 2016では、Office 製品が自動的に更新プログラムを検知して、インストールするようになりました。毎月、Office の更新プログラムは、配信されていますが、公開日は公表されなくなりました。また、検知するのが遅れる場合があります。そんなときは、Word や Excel などを起動して、「ファイル」ー「アカウント」と開き、右側に表示される「製品情報」にある「更新オプション」のボタンを押します。メニュー内の「今すぐ更新」を押します。

「更新オプション」のボタンを押したところ

"【Office 2016】-2021-6-2 65-1"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-2 65-1.jpg
ただ、機能更新プログラムの配信状況が「Office Insider Program 参加者」、「一般ユーザー」、そして、「職場または学校の法人」の場合と違いがあります。まず、Office Insider ファーストにサインアップした Insider が、最も早いプレビュー ビルドを先行して受信します。次に、Office Insider スローに参加している Insider が、プレビュー ビルドを入手します。Office Insider に配信されてから 1 ~ 3 週間後に一般ユーザーが受信します。ただし、少し遅れる場合もあります。まずは、ごく一部のユーザーに送信され、その後、ユーザー数を徐々に増やしていき、最終的にすべての Office サブスクライバーに更新が配信されます。

さて、肝心の「職場または学校の法人」の場合です。「職場または学校の法人」が利用できる Office 365 ProPlus は、システム管理者が一部の Office 更新プログラムを制限しています。

以前は、Office 365 ProPlus が「現在のチャネル」に設定されていると一般ユーザーと同じく毎月、機能更新プログラムを受信できました。また、「段階的提供チャネル向けの最初のリリース」に設定されていると、機能更新プログラムが 2月と6月、そして10月の年に3回配信されました。そして、「段階的提供チャネル」に設定されていると、2月と6月、そして10月からそれぞれ4ヶ月後に配信されました。

それが、2017 年 9 月から変わりました。Office 365 ProPlus が「月次チャネル」に設定されていると一般ユーザーと同じく毎月、機能更新プログラムを受信できます。「半期チャネル (対象指定)」には、機能更新プログラムが年に 2 回、3 月と 9 月に配信されます。これは、Windows 10 の機能更新プログラムの配信時期と合わせるためです。そして、「半期チャネル」では、この機能更新プログラムが3月と9月の4ヶ月後である7月と1月に使用可能になります。

2017年12月13日現在、一般ユーザーは、バージョン 1711(ビルド 8730.2127 クイック実行)を使っています。

Office Premium の製品情報

"【Office 2016】-2021-6-2 65-2"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-2 65-2.jpg
質問者さんは、「半期チャネル」のため、一般ユーザーが利用できる新機能が使えるようになるのは、かなり遅れることになります。また、新機能の中には、「半期チャネル」だと利用できないものもあります。

この確認は、法人用の Office 365 の管理者アカウントを持っている人ができます。次のようにして、確認します。

Office 365のシステム管理者アカウントで、Office 365 サインインページにサインインします。

左側の「設定」を開き「サービスとアドイン」を選択。

右側の一覧から「Office ソフトウェアのダウンロード設定」を選択

「2016 のデスクトップおよびモバイル アプリ」が「オン」になっているのを確認します。

「Office (Skype for Business を含む)」が「オン」になっているのを確認します。

ユーザーが Office 2016 アプリの機能の更新を取得する頻度を指定してください。」が「毎月(月次チャンネル)」に「6か月ごと(半期チャンネル)」になっているか確認します。

"【Office 2016】-2021-6-2 65-3"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-2 65-3.jpg
設定を変更したら「保存」ボタンを押します。

実際に「6か月ごと(半期チャンネル)」に設定して、Office 365 ProPlus をインストールし、「今すぐ更新」をして最新にしてみてところ、2017年12月13日現在は、バージョン 1705(ビルド 8201.2213 クイック実行)でインストールされました。

「6か月ごと(半期チャンネル)」に設定して、Office 365 ProPlus をインストールした場合

【Office 2016】

バージョン 1705(ビルド 8201.2213 クイック実行)は、2017年4月ごろ一般ユーザーへ配信されています。

"【Office 2016】-2021-6-2 65-4"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-2 65-4.jpg
設定を「毎月(月次チャンネル)」に変更してもらえた場合は、既にインストール済みになっている Office 365 ProPlus アンインストールします。その後、Office 365 サイトから再インストールすると、最新機能が利用できる Office 365 ProPlus が利用可能になります。

"【Office 2016】-2021-6-2 65-5"
銆怬ffice 2016銆_2021-6-2 65-5.jpg
なお、法人用には、よく似たエディションで Office Professional Plus 2016 があります。これは、買い切り製品です。永続的に使えますが、Office 365 ProPlus のような「サブスクリプション製品」ではないので、更新しても新機能が追加されることはありません。Office Professional Plus 2016 は、買ったままの機能しか使えません。
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Microsoft 365に「安否確認」アドオンのインストールについて [office2016]

Microsoft 365に「安否確認」アドオンのインストールについて

■Microsoft 365で安否確認

Microsoft 365には、標準機能以外にアドオンとして、アプリをインストールしてさまざまな機能を追加できます。今回も連載第70回目に引き続き、ネクストセットのアドオン製品「安否確認」を紹介します。 利用にあたっては、まずネクストセットへのユーザー登録やMicrosoft 365テナントへのアドオンのセットアップが必要です。アドオンの概要と、アドオンのセットアップについては、当連載の第70回目を参照してください。

■Microsoft 365安否確認アプリのプログラムのダウンロード

前回では、ネクストセットへのユーザー登録、Microsoft 365テナントへのセットアップを行いました。しかし、これだけではまだ安否確認アドオンを使用できません。実際に活用するためには、アドオンのプログラム本体のダウンロードとインストールが必要です。

前回の手続きを完了すると、ネクストセットから申し込み完了のメールが届きます。

(1)申し込み完了メールを開く

(2)マニュアルのURLをブラウザで開く

"Microsoft 365 2021531-92-1"
Microsoft 365銆€2021531-92-1.jpg
あるいは、前回の記事の最後のアプリ一覧画面にある、ネクストセットのWebサイトから「安否確認」アイコンをクリックして、「マニュアル」を開くこともできます。

(3)Microsoft 365「安否確認機能」をクリックして選択(このサイトのマニュアルは、安否確認だけでなく、ネクストセットの他のアドオンも表示されるため)

(4)安否確認のマニュアルを下にスクロールし、「アプリケーションファイル」のアプリダウンロードリンクを探す

"Microsoft 365 2021531-92-2"
Microsoft 365銆€2021531-92-2.jpg
(5)「アプリケーションファイル」のダウンロードリンクをクリックして、安否確認のプログラムファイルNextSetAnpiKakunin.zipをダウンロードする

"Microsoft 365 2021531-92-3"
Microsoft 365銆€2021531-92-3.jpg
(6)Microsoft 365ダウンロードしたNextSetAnpiKakunin.zipを展開し、4つのプログラムファイルを確認する

"Microsoft 365 2021531-92-4"
Microsoft 365銆€2021531-92-4.jpg
なお、NextSetAnpiKakunin.zipを展開すると、EnglishとJapaneseの2つのサブフォルダーが展開され、それぞれ、英語版の安否確認アドオンと日本語版の安否確認アドオンが収録されています。当記事では日本語版を使用します。

■安否確認アドオンをSharePointにインストールする

安否確認アドオンはSharePoint上で動作するため、ダウンロードしたプログラムファイルをSharePointにインストールします Microsoft 365のテナント管理者のユーザーアカウントでMicrosoft 365にサインインし、「Microsoft 365管理センター」を開いてください。

(1)Microsoft 365管理センターで、「…すべてを表示」をクリック。

"Microsoft 365 2021531-92-5"
Microsoft 365銆€2021531-92-5.jpg
(2)「SharePoint」をクリックし、SharePoint管理センターを開く

"Microsoft 365 2021531-92-6"
Microsoft 365銆€2021531-92-6.jpg
(3)SharePoint管理センターの「…その他の機能」をクリック

(4)その他の機能一覧から、アプリの「開く」をクリック

"Microsoft 365 2021531-92-7"
Microsoft 365銆€2021531-92-7.jpg
SharePointではアドオンのプログラムをアプリと呼びますので、以下、アプリと呼びます。

(5)「アプリカタログ」をクリック

"Microsoft 365 2021531-92-8"
Microsoft 365銆€2021531-92-8.jpg
(6)アプリカタログサイトで「SharePoint用アプリの配布」をクリック

"Microsoft 365 2021531-92-9"
Microsoft 365銆€2021531-92-9.jpg
(7)「+新規作成」をクリック

"Microsoft 365 2021531-92-10"
Microsoft 365銆€2021531-92-10.jpg
(8)ドキュメントの追加ウインドウで「ファイルの選択」をクリック

"Microsoft 365 2021531-92-11"
Microsoft 365銆€2021531-92-11.jpg
(9)前もってダウンロードしておいたプログラムファイルをクリックして選択

(10)「開く」をクリック

"Microsoft 365 2021531-92-12"
Microsoft 365銆€2021531-92-12.jpg
(11)選択したプログラムファイルが表示されていることを確認

(12)「OK」をクリックしてプログラムファイルをアップロード

"Microsoft 365 2021531-92-13"
Microsoft 365銆€2021531-92-13.jpg
(13)アップロードしたプログラムが登録される

(14)「+新規作成」をクリックし、次のプログラムをアップロードする

"Microsoft 365 2021531-92-14"
Microsoft 365銆€2021531-92-14.jpg
あとは、手順(8)~(14)を繰り返し、4つのプログラムファイルすべてをアップロードします

(15)安否確認アプリの4つのプログラムファイルがすべて登録されていることを確認する

"Microsoft 365 2021531-92-15"
Microsoft 365銆€2021531-92-15.jpg
各プログラムの詳細情報は、各行の戦闘の三角マークをクリックすることで、展開したり、折りたたんだりできます。

以上で、アプリの登録作業は終了です。 次回は、安否確認アプリ用のSharePointサイトを構築します。

※この「安否確認」アドオンの紹介記事を執筆しているさなか、2021年2月13日深夜、福島県・宮城県を中心に、震度6の大地震が発生しました。被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
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【Office2016新機能】インク数式を使って数式を入力しよう [office2016]

【Office2016新機能】インク数式を使って数式を入力しよう

Office 2016には、マウスやタッチで数式を手書きすると、自動的に判別して入力できる「インク数式」という機能が用意されています。インク数式を使うと、分数や特殊記号を含むような複雑な数式も簡単に入力できます。
インク数式を使って、次の数式を入力しましょう。
"Office2016-2021-5-31 4-1"
Office2016-2021-5-31 4-1.jpg
数式を入力12

《挿入》タブ→《記号と特殊文字》グループの《数式の挿入》ボタンをクリックします。

《インク数式》をクリックします。
《インク数式》をクリック

"Office2016-2021-5-31 4-2"
Office2016-2021-5-31 4-2.jpg
《書き込み》ボタンがオンになっていることを確認します。

《ここに数式を書きます》に数式を手書きし、《挿入》をクリックします。

マウス操作の場合は、机上でマウスを動かして数式を書きます。タッチ操作の場合は、画面上を指でなぞって数式を書きましょう。
数式を手書きする

文書内に数式が表示されます。

数式以外の場所をクリックし、数式を確定します。

"Office2016-2021-5-31 4-3"
Office2016-2021-5-31 4-3.jpg
文書内に数式が表示される

"Office2016-2021-5-31 4-4"
Office2016-2021-5-31 4-4.jpg
インク数式の入力画面には、以下のボタンが用意されています。必要に応じて、各種ボタンを使って数式を入力しましょう。

書き込みボタン

数式を書き込むときに使います。

消去ボタン

書き込んだ数式の一部を消去するときに使います。また、ドラッグした部分の記号や数字を消去できます。

選択と修正ボタン

書き込んだ数式が間違って認識され、意図したとおりに表示されないときに使います。

クリックした部分の記号や数字を、形状が良く似た別の候補から選択して、置き換えることができます。

クリアボタン

書き込んだ数式をすべて消去するときに使います。

インク数式の入力画面

"Office2016-2021-5-31 4-5"
Office2016-2021-5-31 4-5.jpg
今回ご紹介した新機能は、WordやExcel問わず同じ機能を使うことができます。 基本的な操作性はあまりOffice2013と変わりませんので、ぜひ新機能を押さえて、Office2016を活用してみてください。
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PowerPoint Viewer廃止、代わりの方法 [office2016]

PowerPoint Viewer廃止、代わりの方法

本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していきます。今回は、PowerPointの入っていないデバイスでPowerPointのファイルを開く方法を確認します。

PowerPoint 2018年4月で提供が終了した無料ビューワーアプリ「PowerPoint Viewer」の代わりとして、もっとも有力な方法は無料のMicrosoftアカウントを取得してPowerPoint Onlineを使うことです。iOSやAndroidデバイスを持っているならば、無料でモバイルアプリをインストールすることも可能です。

PowerPoint Viewerと同様にPowerPoint Onlineも無料で利用可能

マイクロソフトは、Officeアプリケーションのライセンスを持ってないユーザーでもファイルの内容を確認できるように、無料のビューワーアプリを提供してきました。PowerPointのファイル用には「PowerPoint Viewer」というビューワーが利用できたのですが、残念ながら、2018年4月で提供が終了してしまいました。

このため、OfficeアプリやOffice 365のライセンスを持っていないユーザーが無料でPowerPointファイルを確認したい場合には、別の方法を考える必要があります。その1つが、無料のMicrosoftアカウントを取得して、Office OnlineのWebページから「PowerPoint Online」を利用する方法です。
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"powerpoint2021410-322-1"

PowerPoint Viewerだけでなく、Excel Viewerも2018年4月で提供が終了しました

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"powerpoint2021410-322-2"

Microsoftアカウントを作成してクラウドストレージのOneDriveにPowerPointファイルを保存したら、Office OnlineのWebページにアクセスします
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"powerpoint2021410-322-3"

Office OnlineのWebページを下にスクロールさせて、「PowerPointの使用を開始する」ボタンをクリックします


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"powerpoint2021410-322-4"


PowerPoint Onlineが起動するので、右下の「OneDriveから開く」をクリックして、OneDriveに保存したファイルを選択します

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"powerpoint2021410-322-5"

選択したファイルがWebブラウザで表示できました。この画面で「スライドショーの開始」をクリックすると、PowerPointの入っていないPCでもプレゼンが行えます

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"powerpoint2021410-322-6"

PowerPoint Onlineでは、プレゼンファイルの編集も行えます「プレゼンテーションの編集」をクリックして「ブラウザーで編集」をクリックしましょう

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"powerpoint2021410-322-7"

PowerPoint 編集画面に切り替わります。リボンのタブなど画面の構成はデスクトップアプリ版とほぼ同じですが、機能は制限されています


タブレットやスマホでPowerPointファイルを確認する

iPhoneやiPad、Androidデバイスといったモバイル機器を持っているならば、無料のモバイルアプリをインストールしてPowerPointファイルを確認できます。編集機能をフルに使うには有料になる場合もありますが、ビューワーアプリとしてなら無料で使えます。
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"powerpoint2021410-322-8"

iPadにインストールしたモバイルアプリ版「PowerPoint」でファイルを開いた画面です。スライドショーを実行することも可能です

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Android OS向けにもモバイルアプリが用意されています。Playストアで「Microsoft PowerPoint」アプリを検索してインストールを行いましょう



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